手描友禅染は職人の伝統の技が季節をめぐる時の流れとともに描き出す日本美の結晶です。
高橋徳では着物や帯の製造を中心に「手描友禅染教室」や「工房見学・体験」一階フロアーでは「友禅和小物 たかはしとく」のショップをオープン致しております。
◆ショップ営業日時:11:00〜18:00 営業日:月曜日〜土曜日 ※日曜日・祝日・第2土曜日は予約があった場合のみ営業します。お気軽にお問合せ下さい。
◆お問合せ先:京都市中京区新町通二条上る二条新町717 TEL : 075-211-1664
◆http://www.takahashitoku.com/top.html
2006年あらたな年を迎えてから、初のラジオステーション公開となります。今年は新年早々新柄の「小袱紗」が新しくラインナップに加わりましたが、何か話があるのでしょうか?
昨日小袱紗コースの新柄が染あがって参りました。この時期にはちょっと
早いかもしれませんがブログを御覧頂いているみなさまに、ひと足はやく御報告というこで
できたてホヤホヤの新柄の写真をUPさせていただきました。御覧いただければ
何の説明も必要ないかと思うのですが、春の季節を彩る「さくら」と、一年を通して
いつでも楽しんでいいただける「貝あわせ」の柄となっております。
今回そめあがってきました「さくら」と「貝あわせ」のオリジナルに付いてですが、もちろに
仕立てることも出来るもですが、また新しいかたちの楽しみ方を提案したいな!
と考えておりますので、どのようなカタチニなるか後ご期待ということで楽しみにしていてください。
あまりにも早い報告ですので、ホームページ上にはまだ情報が掲載されていませんが、
今週末からでも受講可能となっております。
開講日時に関しましては今まで通りの「小袱紗コース」とおなじ予定で行っていきますので
どうぞ、お気軽にお申し込み、お問い合わせください。
全国ならびに海外の友禅染を愛好して下さる皆様に今年一年の抱負を述べます。先ず年の初めにあたり皆様のご多幸を祈念申し上げます。私は毎年日本民族の源流である伊勢神宮へ参拝させて頂きます。内宮は皇室の御先祖の神様である天照大神をご祭神として約二千年前、外宮は天照大神の食事を司る豊受大御神をご祭神として千五百年前からご鎮座になっています。そして今からおよそ千三百年前から二十年に一度式年遷宮という行事が行われています。(遷宮祭とは二十年に一度社殿や御装束、御神宝に至るまで一切を新調して大御神に新宮へお遷りいただく神宮最大のお祭)これは、「国も人も常に若々しくありたい」という日本民族の願いが込められていると言われています。私はこの事実を学び、友禅染についても江戸時代から継承されてきた日本の伝統的染織文化の一つであります。その基本の原点を護りつつ常に若々しくなければならないと改めて感じ入りました。特に第二次世界大戦後は敗戦の結果生活様式まで大きく変わり民族衣装である着物も欧米文化の激流にさらされ、日常の衣装文化から非日常化されてしまいました。着物を愛してくださる皆様のためにも今年一年更に世界に誇れる友禅染を目指して新しい挑戦者の心意気で若々しい友禅染に取り組んで参る決意ですので何卒宜しく御願い申し上げます。