手描友禅染は職人の伝統の技が季節をめぐる時の流れとともに描き出す日本美の結晶です。
高橋徳では着物や帯の製造を中心に「手描友禅染教室」や「工房見学・体験」一階フロアーでは「友禅和小物 たかはしとく」のショップをオープン致しております。
◆ショップ営業日時:11:00〜18:00 営業日:月曜日〜土曜日 ※日曜日・祝日・第2土曜日は予約があった場合のみ営業します。お気軽にお問合せ下さい。
◆お問合せ先:京都市中京区新町通二条上る二条新町717 TEL : 075-211-1664
◆http://www.takahashitoku.com/top.html
仕事場・応接間・玄関・台所すべての場所を皆で大掃除。社長と若干2名でお墓参り。一年の締めくくりとしての年中行事。今日一日は感謝をする時間が一番長いかもしれない。
いろんなお世話になった方・先祖・恩人・にささえてもらいながら そして 祈り・祈られ今がある。自分が存在できる。噛みしめながら明日より休暇に入る。
初仕事は5日、友禅染教室は6日より来ていただける。来年も よろしくお願いいたします!
私達職人を指示するプロデューサーは、千總さまの中におられる。下絵が描き終えてからでも修正がある。(微調整もあれば大きな修正も)その時には、水を含ませた筆で先ず1つずつ下絵を消していく(その作業をしているところ)その後熱くなったコテで水を使って下絵を消した部分(生地がちじんでいるので)をまわりの生地と同じになるよう生地をのばす。そして指示どうりの下絵を描き改める。変に中途半端な職人はその時点で腹を立てる。(なぜプロデューサーは訂正をしたのかを冷静に考えられない職人は、上達しない。)彼は一途である。その一途さは誰よりもである。職人にとってこの要素は欠くことが出来ない。のほほんの私は幸せ者である。こんな頼もしい職人に囲まれて。
着物の形に仮縫いできた絹の生地に図案を見ながら着姿を想定してフリーハンドで下絵を描く職人。見た目は非常に優しげな方で筆を持つと急に人が変わるくらいの迫力のある絵をかいていただける方。線のタッチが荒々しいので(勢いがある線のタッチ)理解できる方が少ない。一度 昔お遊びでTシャツ に蔦の墨絵を描いていただいたことがある 最高にすばらしかった!(何と横着なことを!)着用していると振り向く方がおいでになるくらいでした。(当然深く帽子をかぶりジーパン姿・この頃は筋肉があった。・今は、お腹の方が出てるのでできない!)あの頃は 冬でも半そでのTシャツだったなあ。(進路が反れた)この方から 品のある絵と品のない絵を学んだ。(勢いのある線と雑な線とは全く違う。綺麗な線と伸びのない線とは全く違う。洗練されたにくい線とくせのある線とは全く違う。もっといろんなことを含めたことにおいて品のある絵・ない絵を学んだ)私って発展途上のくせに大きくでました!年末大放出。だめじゃん!
いろんなお話をきかせてもらって・・お聞きしたら ある教室を開いておられて先生と生徒のお二人でした。もう25年もの間、続けておられるとの事。 すごい!そんなお方に偉そうにお話をしてしまった私、めっちゃ 恥ずかしい!でもよく考えたら・・やっぱり先生は 聞き上手だった。 私は いつもしゃべりすぎ! これでは駄目だ!と痛感いたしました。反省 猛反省!(こんな言葉 あった?)私ってレベル低!だめじゃん。来年から出直します!